Cartoni SDSという三脚

少し前になりますが三脚の脚を新調しました。
三脚というと通常カメラを載せる雲台と脚部分を併せて「三脚」と呼びますが今回は脚のみです

イタリアはローマに本拠地を置く “Cartoni” という会社のT628/2Cという三脚

この脚が非常に秀逸
2017年のNABで発表されていたのを発見して以来ずっど動向を探っていたのですが今年のIBC辺りから出荷が始まったようで早速海外から取り寄せてみたところ、、、

最高です❗️

私が買ったのはT628/2Cというカーボンファイバー製の脚です。
他にもアルミ製のT628/2というモデルもあります。
100mm ball用の脚ですが最近になって75mm用も出荷されているようです。

動画で確認してもらえば分かりますがいろいろと痒いところに手が届く作りになっていて、三脚の脚の部分に関しては今まで現場でイラッとする事が多かった自分にとっては非常にスムースに運用が出来て心の平和が保たれる!

  • Lock 1つで脚の上部下部の伸び縮みが出来る(S社のSpeedLockとほぼ同じ機構)
  • Smart LockというMid Spreaderの伸縮が楽/早い
  • Spreaderに繋がる紐を引くだけで三脚が畳める
  • 持ち手が付いているので持ち運びも楽
  • S社の同等品より若干軽く若干お安い💸

文字にしてみるとなんてことない改良/改善のようですがこれが少しずつ重なってストレスになっていくのが撮影仕事というもの。

脚の伸び縮み スプレッダーの伸び縮みに費やされるエナジーが短縮されただけでだいぶ楽になりました。特にMid Spreaderのボタンを押したりネジを緩めたりしなくても縮む機構は秀逸なのでこの三脚を検討中の人には併せてお勧めしたいですね。

ただ残念なのはCartoniを取り扱っている代理店はあるものの、特殊機材 通称 特機 の扱いだけで三脚を輸入していないこと。
そんなこんなで自己責任になりますが海外から個人輸入するしか入手の手段がないところが残念なところです。

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DaVinci Resolveのviewerが…

カラコレしてて困った! パート2

今日はシコシコとカラコレにいそしてんでいたんです
私のMacにはモニターが3つ

  • Thunderbolt Display
  • EIZO CG277
  • Sony PVM-A170 (via Blackmagic Design UltraStudio Mini Monitor)

Thunderbolt Displayはオーガナイズ用
EIZO CG277はメインのビューアー
Sony PVM-A170 (via Blackmagic Design UltraStudio Mini Monitor)で色確認

Sonyの業務用モニターPVM-A170以外はx-rite i1 DisplayとEIZO内蔵ProbeでCalibration済です

DaVinci ResolveでREDのフッテージをカラコレしてると

ん!?

ってな感じでMain MonitorのEIZOさんに写っている映像だけが(ギャグじゃなくてね)非常にテカテカした色になってて、Full Screenで映像を確認しているSonyのMonitorだと全然色がのってこない(のってない)という、、、

なんでだ〜!!!???となってもう一度PCモニターの方はキャリブレーションし直してみても変わらない、、、

そこで閃きました✨️
またどこかの☑️だな!と。

それでまた1時間ほど あ〜でもない こ〜でもない と設定をいじっていると、、、

見つけました!

この☑️が入っていたせいでViewerの中の映像に意図せずPCモニターの色設定が適応されてしまい正しい色でモニター出来ないという、、、
なんとも本末転倒な事になっていたのでした〜
この☑️を外す事で問題解決、正しくモニタリング出来るようになりましたが、、、

デフォルトでOnになっているようですが、そもそも何故この様な設定が、、、?
どんな場面で使うんでしょうか?

Photoshopと一緒で掘っても掘っても謎多きカラコレの世界です。。。

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RED HeliumとDaVinci Resolveと…

Red Epic-Wで撮影した素材をBlackmagic Design DaVinci ResolveでGradingしようとしたときの事象です。

私のMac Pro 2013(通称ゴミ箱) macOS 10.13.2でHeliumセンサーのEpic-Wで撮影した素材を取り込んだところDaVinci Resolve上で映像が表示されないトラブルにあいました。
DaVinci Resolveのバージョンは14.2
Studioバージョンです

何時間か格闘した結果……
原因はHardware Configuration内のGPU Processing Modeにあることが分かりました。

普段(デフォルト)はAutoになっていると思われますが、コレを”Metal”設定に変えたところ問題なく表示されるようになりました。
以前はOpenCLで運用だったと思いますがmacOS High Sierra 10.13になった辺りからこの設定がややこしくなってきてますね。ちなみにOpenCL設定にもしてみましたが同じく映像は表示されませんでした。
次のバージョンのOSからはMetalが2になるとかならないとか……

Red以外の素材の場合なかなか触らない(触らないでいい)この設定項目
また一つ勉強になりましたm(_ _)m

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